犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】

「では、お預かりさせて頂きます」



もう1人の男の人の声が遠くで聞こえ、



「美羽ー!!迷惑かけんじゃないわよー!」



本音は理事長の息子なんだから!と叫びたいだろうママの声を最後に、私は家の奥へと連れてかれた。



__________



「ここがリビング」



ちょっとしたお城のような広さの中、シバくん(勝手に呼んでる)は、私の手を引いて色々と説明してくれた。



もちろん、半分以上覚えちゃいない。



「それにしても広い…えっと…シ、シバくんの家…」



勝手に呼んでいた呼び名でいいのかと、一瞬迷うも続行。
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