犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「では、お預かりさせて頂きます」
もう1人の男の人の声が遠くで聞こえ、
「美羽ー!!迷惑かけんじゃないわよー!」
本音は理事長の息子なんだから!と叫びたいだろうママの声を最後に、私は家の奥へと連れてかれた。
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「ここがリビング」
ちょっとしたお城のような広さの中、シバくん(勝手に呼んでる)は、私の手を引いて色々と説明してくれた。
もちろん、半分以上覚えちゃいない。
「それにしても広い…えっと…シ、シバくんの家…」
勝手に呼んでいた呼び名でいいのかと、一瞬迷うも続行。