犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「してないけど……、どうして?」



「昨日、突然ベッドに入ってきて。…いつもと様子違ったし、なんかあったのかなって思って」



そう言うと、玉城さんの眉が微かにピクリと動いた。



「…あいつの考えてることは、昔からよく分からない」



「喧嘩とかじゃないならいいんですけど」



私がそう言うと、玉城さんは黙ってその場をあとにした。



まだ2人と2ヶ月も一緒にいないんだから、よく分からなくて当然。



「…そんなに気にすることじゃないかな」



ボソッと呟き、リビングへと足を運んだ。
< 121 / 387 >

この作品をシェア

pagetop