犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「そういえば、どうして毎日2人と登下校してるの?」



ギクッと肩を揺らす。



「そ、それは…」



今まで避けてこられたのが、奇跡だったんだろう。



私なんかが、王子様的存在である2人と歩いてること自体、本当はおかしな事。



「誰にも言わないでね」



「?えぇ、もちろんよ」



「実は…」



1から全てを話すと、リリは元々大きな目を、さらに大きくして私を見た。



「ど、同棲…?」
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