犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「この合宿、強制ではないのよ?異性と過ごしたくない人は、ちゃんと同性と過ごせることになってる」



「…え、なにそれ、」



初耳すぎて頭がついていかない。



え、それってまさか、私も参加しなくても許されたってこと…?



「嘘、知らなかったの?先生言ってたじゃない」



「き、聞いてない!」



「あなた居眠りしてたでしょう…」



ギクゥッと肩を揺らし、苦笑い。



「やっぱり」



時すでに遅しかと、肩を落としては溜め息をついた。
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