犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
ただ、確かに登下校一緒の男女がいたら、私でも勘違いするなぁ



「これはシバも大変だな」



ハハッと笑う上条さんに、ムッとした顔を向けた。



「大変なのはいつも私ですよ…!」



「…ぶっ…」



何で吹き出したの…?



わけが分からず溜め息を零す。



「たぶん柴崎、あとちょっとしたらこの部屋に「美羽ちゃーん!」



「ほらな…」



上条さんが苦笑いを浮かべ、ノックもせずに入ってきたシバくんを見た。
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