犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
シバくんまたキバ剥いてる…



「だから、オレの布団で一緒に寝るって!」



「そんなこと危険すぎる。俺が床に寝るから」



玉城さんの声なんて、シバくんの大きさに掻き消されてほぼ聞こえない。



「あ、あの…お風呂あがりました…」



そんな2人の背後から再び声をかけると、2人が同時に振り返った。



「あ、美羽ちゃん!ちょっと聞きたいことあるんだけど!」



「な、なんでしょう…?」



「布団はあるんだけどベッドがないんだよね。どうする?」



「へ?」
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