犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
玉城さんがどうしていきなりあんなことを言ったのかも、今の私には理解できそうにない。



シバくんも玉城さんも、なんで私が分かんないことばっか…



遠回しに言われても、私じゃ分かんないよ



玉城さんの寝顔を見つめながら、私は1人ムッとする。



私だけ仲間外れみたいで、少し寂しい。



玉城さんの顔にかかる髪の毛に、優しく触れて払った。



「ん…」



と、玉城さんがうっすらと目を開け、焦点の定まらない目で私の方を見つめてきた。



なんだか色っぽくて、私は唾を飲み込むので精一杯。
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