犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
玉城さんはそのまま、何も言わずに再び目を閉じた。



どれだけ飲んだらここまで酔うんだろう。



玉城さんがこんなになっちゃうなんて、そうそうない。



「あー飲んだ飲んだ」



再び扉の開く音がして、上条さんの声が聞こえた。



今度こそ本物だ。



「あいつら飲ませすぎなんだよなぁ……ってあれ?」



上条さんが私に話しかけながらこちらを見たとき、案の定キョトンとした顔をする。



「え、あれ?俺部屋間違え……てないよな。あれ?なんでいんの?」



「分かんないです…急に部屋に来て…」
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