犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
そこまで言って口をつぐんだ。



何をしたかは、言えなかった。



「…玉城の野郎、また柴崎にケンカ売るようなことして」



「え?」



どういうこと?



そう上条さんを見つめるも、上条さんは頭をガシガシかいて話しを逸らした。



「俺も飲んだけど、玉城はそれ以上に飲まされてたからな……そうなるのも目に見えてたけど」



上条さんはコップに水を注ぐと、勢いよく飲み干して。



「園原さん、どうする?…俺は玉城の隣で寝れるけど…」



意味深な言い方に、頷くことも首を振ることもできなかった。
< 277 / 387 >

この作品をシェア

pagetop