犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
こんなに気まずい夕食が、今までにあっただろうかってほどに気まずい。



玉城さん1度も目を合わせてくれないし。



『俺は、男だよ』



思い出してカッと顔が熱くなった。



かき消すようにシチューを勢いよく流し込む。



「ゴホッゲホッ」



「ちょ、美羽ちゃん何してんの…」



「ご、ごめん…」



シバくんからティッシュを受け取り、チラッと玉城さんを見ると、



「っ」



静かに私を見る玉城さんと目が合った。
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