犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「お、覚えてないってどういう…」



「悪い」



「わ、私は昨日「もし俺が何かしたんだったら」



いつもより声を張った玉城さんの声に、私はビクッと肩を震わす。



「それは、忘れてほしい」



「わ、忘れる…?」



このとき、何故か悲しいという感情が芽生える。



あの言葉も行動も、玉城さんにとって酔った勢いでしかなかった。



その答えに、落胆する私がいた。
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