犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「美羽ちゃん、オレだって、いっぱい秘密にしてるんだよ」
「ん?」
背中越しに、シバくんの小さな声が、ぷつりぷつりと途切れながら。
「…なんだよ…」
「なにシバくん?聞こえない。そっち向いてもいい?」
「だーめ」
私を抱きしめる力を強くしたシバくんは、私の髪に優しくキスをして、そのまま眠ってしまった。
いつものシバくんなのに、何でどこか切なそうな声。
玉城さんもシバくんも、私の中で拭いきれてないものがいっぱいある。
私はお腹に回るシバくんの手に小さく触れて、静かに目を瞑った。
「ん?」
背中越しに、シバくんの小さな声が、ぷつりぷつりと途切れながら。
「…なんだよ…」
「なにシバくん?聞こえない。そっち向いてもいい?」
「だーめ」
私を抱きしめる力を強くしたシバくんは、私の髪に優しくキスをして、そのまま眠ってしまった。
いつものシバくんなのに、何でどこか切なそうな声。
玉城さんもシバくんも、私の中で拭いきれてないものがいっぱいある。
私はお腹に回るシバくんの手に小さく触れて、静かに目を瞑った。