犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
ドタドタッ



「!?」



と、廊下の方から激しい足音が。



「美羽ちゃん…!?」



「し、シバくん…!?ま、まだ7時だよ!?」



ものすごい顔をしたシバくんが、私を呼ぶ。



休日は、12時を過ぎても起きてこないシバくんが、まさかこんな時間に…



「ど、どうしたの?」



「目覚ましたら、隣に美羽ちゃんがいなくて…」



切なく寂しい表情を浮かべるシバくんに、私は笑みが零れた。
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