犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「何もないよ。朝ごはん食べてただけ」
「タマのところに、行っちゃう夢を見た…」
「え…?」
シバくんは、ゆっくりと寄って、私の肩に頭を乗せた。
「美羽ちゃん、オレ…」
「シバくん…?」
それから何も言わないシバくんは、ただ私の肩に頭を乗せて。
その顔さえ見えないけど、きっとまた、あの顔をしてる。
「じゃ、じゃあシバくん!新聞取ってきてよ!」
何が「じゃあ」なのか自分でも分かんないけど、それしか言うことなくて…
「タマのところに、行っちゃう夢を見た…」
「え…?」
シバくんは、ゆっくりと寄って、私の肩に頭を乗せた。
「美羽ちゃん、オレ…」
「シバくん…?」
それから何も言わないシバくんは、ただ私の肩に頭を乗せて。
その顔さえ見えないけど、きっとまた、あの顔をしてる。
「じゃ、じゃあシバくん!新聞取ってきてよ!」
何が「じゃあ」なのか自分でも分かんないけど、それしか言うことなくて…