犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「あれ、玉城さんは?」



話しを変えるしかないと、振ってみる。



「遅いねタマ。2人で行っちゃおっか?」



「そんなのダメに「お待たせ」



そんな会話をしてるとき、タイミングよく玉城さんの声が。



「あ、玉城さん!遅かったで……す…ね…」



あぁ、これが人の浴衣で照れるって現象。



固まって動けないって、こういうことか。



「行こう美羽ちゃん!」



「へあ!?…あ、う、うん!」



濃いグレーの生地に、クリーム色の帯。
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