犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「行こう」



玉城さんが足早に屋台から去っていく。



それを追うように、私もシバくんもついていくしかなかった。



人通りの少ない道。



しばらくの無言。



耐えきれなくなったのは、私だった。



「玉城さん、さっきの人って…」



「…元カノ…って言うのかな」



言葉を濁す玉城さんに、どこか違和感を抱く。
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