犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「行って、話してきて下さい」



「そんなの何の意味があるんだよ…それに、お前にそんなこと言われる筋合いもない」



玉城さんの冷たい目が私を捉えた。



怯んでしまいそうになる目を、負けまいと力強く玉城さんを見上げて。



「今更話したって仕方が「大切なんでしょ…!モヤモヤするんでしょ…!今がどうだって、彼女だったんでしょ…!!」



玉城さんの言葉を遮り、大声を出すのは初めてだった。



「終わったかどうかも分からない…?分からないのに、何で終わったって言えるんですか?」



「美羽ちゃん…」



震える肩に気づいたシバくんが、私の肩にそっと手を置いてくれた。
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