犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「何でお前がそこまで…」



「ひまりさんは、今でも玉城さんが好きです。…そんな、誰かの気持ちを踏みにじるようなこと…」



玉城さんも、きっとひまりさんが大切で。



分かってるのに動けないでいる、そんなの見てれば気づく。



「玉城さんの中に、言いたいことあるはずなんです」



「…っ」



「玉城さんの気持ちも、ひまりさんの気持ちも、なかったことには、しちゃだめですよ」



たかが過去の恋愛だなんて、そんなこと言わずに。



「走ってほしいです。玉城さんには」



私は、玉城さんに幸せになってほしい。
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