犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
「それで?…サボりなの?」



「わ、私は……」



何とも言えず、口ごもってしまう。



玉城さんはそんな私をお見通しだとでも言うように、鼻で笑った。



「隣くる?」



「し、失礼します…」



まさかこんな所で、玉城さんの隣でサボることになろうとは。



予想もできなかった。



玉城さんの隣に腰を下ろすと、甘いシャンプーのような香りが漂ってくる。



さっきの甘い香りは、玉城さんだったのか…
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