犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
顔がいいうえに香りもいいなんて。



罪な男だなあ、と玉城さんを見上げる。



「何?」



「…羨ましいなと思って」



「…?いきなりだね」



容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能、こんなにハイスペックなら恨まれる心配もなさそうで。



毎日が楽しいんだろうなと思う。



「非の打ち所がないって、どんな気分ですか?」



「なにそれ嫌味?」



眉を下げて笑った玉城さんが、隣に寝そべった。
< 81 / 387 >

この作品をシェア

pagetop