犬系男子×猫系男子と一つ屋根の下!?【完】
代弁するなら「NOと言えば殺す」だ。



「う、うう、うん!」



「うちの娘も騒がしい子でねぇ。きっと馬が合うと思うの」



勝手なこと言わないで。



そうママを睨むと、ママはそんな私を見て見ぬフリ。



どうやらもう、私の意見は聞いてもらえないというのね。



「それはこちらとしても助かります」



「美羽ちゃん!家の中案内してあげる!」



礼儀正しくママと話しをする男の人をすり抜け、騒がしい方のイケメンが私の手を取り引っ張った。



空気を読め空気を!
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