転校生(Eijis' black worldⅡ)
ところが須田は顔を曇らせた。

「多分、俺の彼女、お前と会いたがらないと思うぞ…。」

「はっ!?どういう事だよ?」
俺は須田に問い質した。

すると須田は焦ったように、

「と、とにかく彼女に話聞くのは無理だ!それに多分彼女の見間違いだろうし!」
と言って逃げるように教室を出て行った。

《アイツの彼女がこの事件の鍵を握ってるな…》

須田の言動をみて俺はそう推測した。

そして、手始めに須田の彼女を探す事にした。

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