転校生(Eijis' black worldⅡ)
「ここからは俺の推測なんやけど、あの日突如現れた人格ってぇのは何もしらん真面目で純粋な新堂明日香なんとちゃうんか?勝手に家を出て、転校したんはもう一人の君やなく、本来の君の意思なんとちゃうか?」
さらにカイトは問い質した。
「カイト…それって…」
「そうや!新堂明日香の本当の過去は俺が調べた過去とは全く真逆なんや!この女はもう一人の自分に侵されてもいなければ、逆に利用して操ってたんや!ホンマに恐ろしい女やで…」
30秒ほど沈黙が続いた…
「あははははは……!!」
沈黙を破ったのは新堂の笑い声だった。
「大した推理力ね。そこまで言い切るって事はあのヤブ医者の事も調べたみたいね?」
突如、新堂がまったくの別人に変貌して言った。
「あぁ、調べたわ。君の話を聞いて、疑問を抱いた俺は君のカルテを書いた医者を調べる事にしたんや。そしたら君の担当医だった医者はとんでもない悪徳医者やったっちゅう事実にたどり着いたんや。」
カイトと新堂はしばらく睨みあっていたが、やがて新堂が話始めた。
さらにカイトは問い質した。
「カイト…それって…」
「そうや!新堂明日香の本当の過去は俺が調べた過去とは全く真逆なんや!この女はもう一人の自分に侵されてもいなければ、逆に利用して操ってたんや!ホンマに恐ろしい女やで…」
30秒ほど沈黙が続いた…
「あははははは……!!」
沈黙を破ったのは新堂の笑い声だった。
「大した推理力ね。そこまで言い切るって事はあのヤブ医者の事も調べたみたいね?」
突如、新堂がまったくの別人に変貌して言った。
「あぁ、調べたわ。君の話を聞いて、疑問を抱いた俺は君のカルテを書いた医者を調べる事にしたんや。そしたら君の担当医だった医者はとんでもない悪徳医者やったっちゅう事実にたどり着いたんや。」
カイトと新堂はしばらく睨みあっていたが、やがて新堂が話始めた。