転校生(Eijis' black worldⅡ)
やがて警察が来て俺達三人は事情聴取を受けた。
事情聴取が終わり、警察署を出た時、辺りは夕暮れ時になっていた。
俺と絵里は警察署を出るなりカイトと別れ、家路についた。
その途中、絵里は
「ちょっと用があるから!」と言って、自宅と別方向に去って行った。
俺は直ぐ様、カイトに連絡して絵里の後をつけた。
絵里は俺に気づいていないらしく、後ろを一度も見ずにひたすら歩き続けた。
五分くらい歩いて、目的地に着いたらしく絵里は立ち止まった。
絵里の目的地は新堂の住んでいたマンションだった。
絵里は辺りを軽く見渡し、エレベーターに乗ろうとした。
しかし、その瞬間、エレベーターからカイトが出てきた。
「待ってたで。遅かったなぁ、真犯人さん♪」
カイトは笑顔でそう言った。
「何言ってるんですか!?犯人は明日香ちゃんだったじゃないですか!!」
絵里は慌てて答えた。
「俺もそう思っとったんやけど、エイジが気づいてしもたんよ。君のミスを…」
「な、何の事?ってか意味わかんない!」
絵里は必死に平然を装っていた。
「絵里、もうやめようぜ…全部わかっちまったんだよ…」
俺は絵里に後方から話しかけた。
事情聴取が終わり、警察署を出た時、辺りは夕暮れ時になっていた。
俺と絵里は警察署を出るなりカイトと別れ、家路についた。
その途中、絵里は
「ちょっと用があるから!」と言って、自宅と別方向に去って行った。
俺は直ぐ様、カイトに連絡して絵里の後をつけた。
絵里は俺に気づいていないらしく、後ろを一度も見ずにひたすら歩き続けた。
五分くらい歩いて、目的地に着いたらしく絵里は立ち止まった。
絵里の目的地は新堂の住んでいたマンションだった。
絵里は辺りを軽く見渡し、エレベーターに乗ろうとした。
しかし、その瞬間、エレベーターからカイトが出てきた。
「待ってたで。遅かったなぁ、真犯人さん♪」
カイトは笑顔でそう言った。
「何言ってるんですか!?犯人は明日香ちゃんだったじゃないですか!!」
絵里は慌てて答えた。
「俺もそう思っとったんやけど、エイジが気づいてしもたんよ。君のミスを…」
「な、何の事?ってか意味わかんない!」
絵里は必死に平然を装っていた。
「絵里、もうやめようぜ…全部わかっちまったんだよ…」
俺は絵里に後方から話しかけた。