転校生(Eijis' black worldⅡ)
「そんで、その男は君をどこに連れて行ったんや?」
「明日香ちゃんの所よ…。今考えると私が初めて会った時の明日香ちゃんは別の人格の方だったのかもしれない…。」
「新堂のとこに!?それじゃあ、君は新堂が転入して来る前から知り合いやったんか!?」
「えぇ、そうよ。ちなみに明日香ちゃんがうちの高校に転入してくる事も知ってたわ…。」
「そんで三人で何を話したんや?」
「殺人計画…。正確にはその時は明日香ちゃんの殺人計画を聞かされただけなの。まだその時点ではターゲットはまだ決まっていなくて、尾藤は私にターゲットを決めさせようとしたの…。」
ここまで話した時点で絵里の顔はすでに青ざめていて、自分の犯したとんでもない過ちに、ただただ後悔している様子だった。
そしてそれを見ている俺自身も辛くて仕方無かった…。
そんな中、カイトだけはお構い無しといった感じに絵里に質問をぶつけた。
「つまり、4人の被害者は君の一存で決定されたわけやな?なんで断らへんかったんや?」
「初めは断ってたわ…。それに大河内先生だけは私が決めたターゲットじゃない。先生だけはもうすでにターゲットとされていたの…。」
「明日香ちゃんの所よ…。今考えると私が初めて会った時の明日香ちゃんは別の人格の方だったのかもしれない…。」
「新堂のとこに!?それじゃあ、君は新堂が転入して来る前から知り合いやったんか!?」
「えぇ、そうよ。ちなみに明日香ちゃんがうちの高校に転入してくる事も知ってたわ…。」
「そんで三人で何を話したんや?」
「殺人計画…。正確にはその時は明日香ちゃんの殺人計画を聞かされただけなの。まだその時点ではターゲットはまだ決まっていなくて、尾藤は私にターゲットを決めさせようとしたの…。」
ここまで話した時点で絵里の顔はすでに青ざめていて、自分の犯したとんでもない過ちに、ただただ後悔している様子だった。
そしてそれを見ている俺自身も辛くて仕方無かった…。
そんな中、カイトだけはお構い無しといった感じに絵里に質問をぶつけた。
「つまり、4人の被害者は君の一存で決定されたわけやな?なんで断らへんかったんや?」
「初めは断ってたわ…。それに大河内先生だけは私が決めたターゲットじゃない。先生だけはもうすでにターゲットとされていたの…。」