転校生(Eijis' black worldⅡ)
「そういえば…エイジとお前に見せたいものがあるんだ…俺の隣見てみろよ…。」
そう言って尾藤は不気味な笑みを浮かべながら、自分の隣を親指で指さした。
《まさか…。》
俺は何か嫌な空気を感じ、カイトを押し退け、リムジンのドアに飛び付いた…。
尾藤の隣には眠っている絵里の姿があった。
「絵里!!
てめえ!絵里に何をした!!」
一気に怒りが込み上げてきて俺は尾藤に殴りかかろうとした。
俺の拳が尾藤の顔面をとらえようとした瞬間、尾藤はドアポケットから銃を取りだし俺の目の前に突きつけた。
俺は殴る寸でのところで拳を止めた。
「相変わらず、運動神経もいいな。エイジ。
安心しろ。小松絵里は死んではいない。彼女はこれから究極の犯罪者になるんだからね…。」
「究極の犯罪者?!どういう事だ!?」
「まぁ、もう少し時間はかかりますが、いずれ俺の計画は実行される。その時は覚悟しておいて下さい…。では、また。」
尾藤は俺の質問に一切答えなかった…。
銃を突きつけられていたので俺は走り去るリムジンを追う事すら出来なかった…。
「絵里ぃぃぃぃぃぃ!!」
渋谷に俺の悲痛な叫びがこだました…。
そう言って尾藤は不気味な笑みを浮かべながら、自分の隣を親指で指さした。
《まさか…。》
俺は何か嫌な空気を感じ、カイトを押し退け、リムジンのドアに飛び付いた…。
尾藤の隣には眠っている絵里の姿があった。
「絵里!!
てめえ!絵里に何をした!!」
一気に怒りが込み上げてきて俺は尾藤に殴りかかろうとした。
俺の拳が尾藤の顔面をとらえようとした瞬間、尾藤はドアポケットから銃を取りだし俺の目の前に突きつけた。
俺は殴る寸でのところで拳を止めた。
「相変わらず、運動神経もいいな。エイジ。
安心しろ。小松絵里は死んではいない。彼女はこれから究極の犯罪者になるんだからね…。」
「究極の犯罪者?!どういう事だ!?」
「まぁ、もう少し時間はかかりますが、いずれ俺の計画は実行される。その時は覚悟しておいて下さい…。では、また。」
尾藤は俺の質問に一切答えなかった…。
銃を突きつけられていたので俺は走り去るリムジンを追う事すら出来なかった…。
「絵里ぃぃぃぃぃぃ!!」
渋谷に俺の悲痛な叫びがこだました…。