鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
いやいや、そんなのこの際どうでもいい。
この空気をなんとかしないと……。
「生田。聞いているのか!?
元カレの状態は、ロビーで聞いたが
あの高守とは、どうなったんだ!?
ちゃんと説明しろ」
凄い剣幕で怒ってきた。
「あの……ですね……」
私は、恐る恐る事情を話した。
高守って野郎がとんでもない男だったこと。
殴って揉めていたら
途中でウェイターに見つかり大変なことになるが
匠が助けに入り一緒に逃げたことなどを。
「それで元カレによりを戻そうと
迫われたってことか……?」
「迫われたって……そんな……」
「迫われたんだな?」
「……はい。」
課長の圧力に負けてしまう。
めっちゃ怖い。
すげぇ怖い顔をしていた。
すると課長は、ハァッ……とため息を吐かれた。
かなり呆れたのだろう。
「課長……?」
「念のために聞いておく。
あのLINEの内容は、なんだ?目が覚めたのは、
分かったんだが……なんで
そこで俺の家に行くことになるんだ?」