鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
そ、それは……!?
「課長の言うことを聞かなかったから。
それで……あぁなって」
「だが、高守の本性を知ったのは、
その後なんだろ?どうしてだ?」
「そ、それは……」
あれ?よくよく考えると何故だ?
課長の料理に恋したくなったのは本当だ。
あんな敷居の高い料理より課長の手作り料理の方が
食べたいと思った。
しかし、他にも……課長に会いたくなった。
あんなゲス野郎より課長の方がいいと思ったから
あれれ?さっきから課長のことばかりだ。
何だか色々と思い出したら恥ずかしくなってくる。
これでは、まるで課長のことが好きみたいじゃん。
いや、そんなはずは……。
すると課長は、私をギュッと抱き締めてきた。
心臓がドキッと高鳴る。
「か、課長……?」
「もう……いい。お前の反応を見たら
少し気が晴れた」
いや、私が晴れませんけど!?
ちょっと……おい。