鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
そして……結果。
「課長……蟹……食べたい……むにゃむにゃ」
私は、ぬくぬくのコタツと
酔っぱらってウトウトと寝てしまう。
「あ、まったく。
お前は、またコタツで寝て……」
そう言いながらも私をお姫様抱っこしてくれる。
「課長……ギュー」
私は、課長にしがみついた。
「あ、こら。あまりしがみつくな!?」
頬を赤らめる課長。
ベッドに連れていかれると寝かせてくれた。
しばらくウトウトと寝ていたが物音で
目が覚めた。
課長がベッドの下に布団を敷くと横になっていた。
あれ?向こうで寝ちゃうの?
背中を向けて寝る課長を見ると寂しくなってくる。
もっと……そばに居たい。
ソッと掴もうと伸ばしてみるが届かない。
うぅっ……届かない。
私は、モゾモゾと起き上がると
課長のところに行き布団に潜ることにした。
「うわぁっ!?
お前……何やっているんだ!?」
課長は、驚いて起き上がった。
「課長が、そばに居ないと寂しい……」
「何を言っているんだ!?
ほら、さっさとベッドに戻れ」