鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
自分でも何を言っているんだと思う。
だが、何だか無性に甘えたくて堪らない。
「嫌だ、私も隣で寝る~」
そう言いながら課長にしがみついた。
「お前なぁ……相変わらず酔うと甘え上戸になるな。
ほら、ベッドに連れて行ってやるから」
「嫌だ嫌だ嫌だ!!」
引き剥がそうとする課長にしがみついた。
無性に離れたくない。触れていたい。
なかなか離れない私を見て
課長は、困った表情をする。
そして私に
「ほら、ワガママを言っていないでベッドに行け。
お前は、俺のこと男として
見ていないかもしれないが俺も男なんだぞ。
襲われたいのか?」
怒った表情で忠告してきた。
襲う……?課長が……?
ってか……男?何を言っているんだ。
課長は、最初から男じゃん。
「アハハッ……何を言っているですか~?
課長が襲うとかありえなーい」
私は、酔っていたせいか大笑いする。
いやいや、まさか。
するとそれに腹を立てたのか
課長が私の上に覆い被さってきた。
えっ……?
「やっぱり無責任なお前の発言や行動は、
俺の心をボキボキにしやがる。責任取れよ。
傷つけたこと……そして煽ったことを」