鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。

庶民的なアパートに
部屋を間違えたのかと思うぐらいに
可愛らしい部屋だった。

女性だとかなりポイントが高いと思う。

気取らなく庶民的な雰囲気のある部屋に
可愛らしい物がたくさん。

部屋もきちんとしていて綺麗だし。

しかし、この部屋は……課長!?

えぇっ!?

これってやっぱり部屋を間違えた?
それとも、彼女の趣味??
いや、いないと言っていたし……。

「声が漏れているぞ?
悪かったな……俺の趣味で」

慌てて手で口を隠した。

うっかり声に出してしまった。
でも、それぐらいに驚いてしまった。

「こ、これって課長の趣味なんですか!?
この可愛らしいぬいぐるみも?」

テディベアやうさぎのぬいぐるみ。

あ、これなんて服まで着ている……めっちゃ可愛い。

「なかなか上手く出来ているだろ?それ。
姪っ子のために何個か作ったら遊びに来たように
1個ずつ、部屋に置いていってな」

「はい!?
か、課長が作ったんですか!!?」

これを……。
しかも姪っ子さんのために。

「そうだ。裁縫もするぞ。
このぬいぐるみの服も姪っ子とお揃いにして作った。
あとコタツ布団は、俺のお手製のパッチワークだ。
他にもいくつかあるが」

えっ……えぇっ!!?

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