鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
思い出せば思い出すほど
穴があったら入りたいと思うほどに
恥ずかしくなってくる。
わ、私……課長とkissをしちゃった!?
えっ?何で……??
あ、いや。課長の寝ている背中を見ていたら
無性に寂しくて、触れたくなって
いや、それだとまるで私、痴女じゃん!!
ちょっと、どうするよ!?これ。
まだ爆睡してしまい、それ以上何も
なかったのが幸いだ。
すると課長が外から帰って来たようだった。
ビクッ!!
ど、どうしよう。
どうやって顔を合わせたら
オロオロしている私と違い課長は、
「なんだ?生田。起きたのか?
起きたのなら、さっさとシャワー浴びて来い。
俺は、その間に朝食を作るから。
ほら、これ……着替えだ。好きなのを選べ」
冷静な態度で
私に大量に入った紙袋を渡してきた。
お、こんなに!?
「はい。って……こんなに!?」
「真ん中の妹に借りに行ったら
朝っぱらからしょっちゅう来るのも困ると言われ
大量に持たされた。
もう着なくなった服だから、洗濯して
この部屋に置いておけってさ」
「それは……すみません。」
確かにしょっちゅう借りに来られたら
うっとうしいよな。
真ん中の妹さんには、一度礼を言いたい。
すると課長は、カバッとTシャツを抜き出した。
「キャアッ!?
か、課長。何を!!?」
慌てて手で目を隠した。
そんな朝っぱらから……大胆な。