鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
課長の裸を見てしまった。
あ、空手をやっていたせいか、確かに
鍛え上げられた身体だ。
たくましくて男らしい……。
「はぁっ?何って
走ってきたから着替えるために脱いだんだ。
ほら、さっさとシャワーを浴びて来い。
俺も後で入りたいんだ!」
「は、はい。すみません」
あ、そうだったんだ!!
私は、恥ずかしくなり慌てて紙袋を持って
浴室に向かった。
勘違いしたあげく
昨日のこともあり余計に恥ずかしかった。
心臓が飛び出しそうになるぐらい
バクバクと高鳴っていた。
うぅっ……どうしよう。
チラッと紙袋の中身を見ると
これは、また。清楚で素敵な服ばかり。
私は、そわそわしながら
シャワーを浴びて着替えた。
浴室に出ると……美味しそうな朝ご飯が。
あぁ、味噌汁のいい匂いが……。
思わずよだれが出てしまいそうになる。
「先に食べていろ。
俺は、シャワーを浴びて来るから」
「は、はい。」
慌てて返事をした。
課長が浴室に行っている間
私は、コタツの中に入った。
1人でポツンと食べることに……。
味噌汁は、相変わらず旨い。
旨いが……心臓がドキドキして落ち着かない。