鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。

「えっ?そうだったんですか!?」

私は、驚いていると課長が

「あぁ…学校でもかなりの問題児だったからな。
よく覚えている」

懐かしそうに言ってきた。

きっと課長は、
くそ真面目な優等生だったんだろうな。

怖い顔しているが、不良とか嫌ってそう。

「それより……アイツには、気をつけた方がいいぞ。
蝶野 匠は、思い通りにさせるためには、
多少荒っぽいやり方を使う。
前の総長も荒っぽいやり方で潰されたからな。
もちろん実力もあるが……」

「どんな手でお前らの仲を潰しに来るか
分かったもんじゃない。
本当に会社に殴り込みに来るかもしれないぞ」

たかちゃんが心配そうに言ってきた。

確かに匠が、
何もしないと考えにくい。

本当に会社に殴り込みに来るかもしれない。
そうなったら、会社に迷惑をかかるどころか
サツが来てしまう。

課長の信用にも関わるではないか。
私だって危なくなる……。

しかし課長は、

「ふん。心配するな。
それぐらい、いくらでも対処が出来る」

「出来るって……どうやって対処するんですか!?
ホテルの時みたいになったら
大変なことになりますよ。
サツが来て捕まったらどうするんですか?」

課長の発言に私は、動揺して言う。

そんなことになったら終わりじゃん。

「サツじゃない。警察と言え。
言っただろ?手を出さなければいい。
避けたり、防御すれば向こうの言いがかりに出来るし
向こうを倒すことも出来る」

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