鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。

匠が何かを言いかけた瞬間。

私を押し倒してきた。

しまった!?

「お前を……強引に奪うことにした」

私の上を覆い被さりニヤリと笑いやがった。

はぁっ?
何でそういう発想になるだよ!!?

お前……馬鹿なのか?

「はぁっ?ちょっと、何勝手なこと言っているの!?
馬鹿なことは、夢の時だけにしろ。
離せ。馬鹿!!」

ジタバタと手足を動かして暴れる。

くっ……相変わらず細いのに馬鹿力だ。

必死に動かそうとしてるのに腕を掴まれて
ビクともしない。

なら、お前の大事なところを……。

そう思うのだか、足まで固定されて
それすら出来なかった。
完全に捕まってしまった。

「アホ。お前の性格ならすでに知ってんだよ。
それにさ……俺に勝とうと思う時点に
間違ってんだよ。あの時は、油断しただけ。
女のお前は、俺に勝てん。力も喧嘩もな……」

得意気に言いながら首筋にkissをしてきた。

「ちょっと……やめてってば!!
離せ。あんたは、もう彼氏でも無いんだから」

ジタバタと嫌がる。

くっ……動かない。

「大人しくろ。痛くなりたくねぇーだろ?
大体さ~彼氏とか、そうではないとか
俺には、どうでもいいことだし。
お前にとって俺は、元カレ以前に初めての男だ。
それだけでもお前にとったら俺は、大きな存在だ!」

「だったら思い出させてやるよ?
たっぷり時間をかけて……昔の事をな」

匠は、ニヤリと不敵な笑みをこぼすと無理やり
強引に私の口にkissをしてきた。

ゾクッと鳥肌が立った。

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