鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
周りもカップルだらけだ。
そうよねぇ~こんなロマンティックな場所は、
恋人同士で行きたいだろう。
私もこんな場所を好きな人と行けたら
最高に幸せだと思っていた。
って……あれ?
今、私……課長と来てるじゃん!!
好きな人……それが課長だと気づいた。
あの時に……。
チラッと隣に居る課長の方を見る。
イルミネーションをジッと見つめていた。
何で、私をこんなところに連れて来たの?
まさか……。
変な期待をしそうになる。
心臓がドキドキと高鳴って
張り裂けそうだ。
「生田。」
「は、は、はい。」
思わずテンパって変な返事をしてしまった。
うっ……また課長に怒られる。
しかし課長は、怒らずに私の見つめてきた。
「俺は、生田のことが好きだ。
もし良かったら、このまま一緒に暮らさないか?
そして結婚前提に付き合ってほしい」
付き合ってほしいと告白をしてくれた。
課長が……私を?
えぇっー!!?
「えっ……いつから?私のことを……??」
思わない告白に驚いたが、それよりも
いつ好きになってくれたのかが一番気になった。
心臓がドキドキと高鳴ってうるさい。