鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。

「そう言わずにお手柔らかにお願いしますよ。
宮部先輩」

実際は、お前みたいな奴は、
こっちから関わりたくないし嫌いだけどな。

ギャフンと言わすために
我慢してやるんだよ!

「ところで、さっきの発言は何?
優秀な人材なら出来るって……君さ
俺を何気に馬鹿にしてんの?」

「えっ?そのまんまのことを言っただけですけど?
もしかして、気にしてます?
あらーごめんなさい。
私、嘘つけないもので」

そんなのわざとだよ!
バーカ。

「ふぅーまぁ……もういいや。
君みたいなのに、いちいち突っかかって
同レベルだと思われたら嫌だし」

はぁっ?何だと!?

「取り合えず。これとこれ。あ、これも
1つにまとめてデータ化しておいて」

「これ全部ですか?」

「当たり前だろ。何?出来ないの?」

「出来ます!任せてください」

どれたけの量をやさせる気だよ!!

何なんだ……コイツ。
いちいち上からの目線で何様だよ!?

ムカつく。

私は、用意されたデスクに座ると
パソコンを起動させる。

怒りを必死に抑えながら打ち込んだ。

< 185 / 221 >

この作品をシェア

pagetop