鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
「ご飯は、すでに支度してある。
今、温めてやるから、その間に風呂でも
入って待っていろ」
そう言うと課長は、キッチンに向かって行った。
課長……。
嬉しさと恋しさで
課長の背中に思わずしがみついた。
「どうした?
やっぱりまだ落ち込んでいるのか?」
コンロに火をつけて鍋を温め直していた。
「違いますよ~あれから
宮部先輩にちゃんと謝罪をすることが出来ました」
「そうか?で、許してもらえたのか?」
「はい。実は……」
そう言うと私は、あったことを素直に話した。
温めてくれた夕ご飯を食べながら全部
話が終わると課長は、
何とも複雑そうな表情をしてきた。
「課長……?どうしたんですか?」
「そうか宮部って奴は、そんなことを
お前に言ったのか……」
「はい、そうですが。どうしたんッスか?」
別に私は、変なことを言ったつもりは、
無いんだけど……?
するとハァッ……とため息を吐いてきた。
えぇっ!?ちょっと
ため息を吐かないでよ……。