鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
課長……許して下さい!!
「あ、おはようございます」
同じ部署の人達は、
挨拶は、してくれたが何だか
微妙な雰囲気だった。
あ、そうか。
昨日あんなことがあったから
警戒されているんだった。
すっかり学生の頃みたいに浮いてしまった。
まぁ、いいか。
どーせ、慣れているし。
こういう雰囲気には……。
ドサッとカバンを置くと
宮部先輩が出勤してきた。
「あ、おはようございます」
「おはよう。立花。
今日は、取り引き先に行くから君もついて来い。
仕事を教えるついでに君のことも紹介するから」
「は、はい。」
やったー少しは、見直してくれたのかも。
これは、頑張ってやらなくちゃあ!!
私は、張り切って宮部先輩と一緒に同行した。
取り引きに着くと
担当の人に名刺を渡して挨拶した。
初めて渡す自分の名刺にドキドキする。
「ありがとうございました。
また、改めて挨拶にお伺いします」
頭を下げると私と宮部先輩は、会社を後にした。
「ふぅ……緊張した」
「この後も数件行くからな」
「えっ?まだあるんですか!?」
もう終わったと思ったのに……。