鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
「まぁな。だから
アイツらの面倒は、俺がよく見ていた」
へぇ~道理で。
課長の面倒みの良さは、そこに
影響した訳か。
「じゃあ、じゃあ。
学生の頃は、部活か何かやっていましたか?
それか喧嘩三昧?」
ここ、気になるところだ。
「何で喧嘩三昧になるんだ?
部活は、昔……その趣味でからかわれたことがあり
小学4年の時に男らしさを目指して
少年空手部に入部した。
まぁ父と姉に勧められたのもあるが
全国大会にも行ったが……高校生になる前に
母が仕事復帰したから幼い妹達の面倒を見ないと
いけなくなり退部したがな」
「そ、そうなんですか……」
マジで!?
「まぁ……妹達の世話しながらやっていたら
こっちの趣味の方が向いていることに気づかされた。
って、何で、
そんなに俺のことを聞きたがるんだ?」
えっ……?
そう言えば、何でそんなに
気になるのだろう?
別に課長がどんな人だろうと
興味がないはずなのに。
いや、多少興味がある……?あれれ??
どっちかどっちなのか分からなくなってきた。
「ほ、ほら。上司ですから
少しでも交流を深めようと思いまして……」
アハハッと笑って誤魔化した。