鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
そして……。
何故こうなったのだ!??
気づいたら何処かのホテルで
私は、宮部先輩と一緒に寝ていたのだ。
えぇっ……??
ちょっと待て。よーく思い出せ。
何かの間違いかも知れない。
ソッと自分を確認する。
あ、良かった。着ている……。
下着だけだけど……。
ま、マジかよ!?ってか、どっちだよ?
匠の時は、無理やりで課長も許してくれた。
しかし今回は、私の過失だ!!
ど、どうしよう。
よりにもよって先輩である宮部先輩と
寝てしまうなんて!?いや、
一緒に泊まったが寝たとは……限らないし。
だが、どちらにしても課長に知られたら
怒られるだけでは済まないだろう。
り、離婚?
新婚なのに離婚させられるの!?
うわぁ~それだけは、勘弁してくれ!!
と、とにかく帰らなくちゃあ……。
私は、慌てて着替えた。
そして逃げるようにホテルから出た。
自宅アパートに着いたのは、
朝の4時だった。
恐る恐る鍵を開けて部屋の中に入っていく。
課長……まだ寝ているかな?
忍び足で上がろうとした、そのとき
バンッと和室の戸が開いた。