鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
私は、今まさに同じことをしている。
「もう一生、あんなことはしません。
だから許して下さい」
涙を流しながら必死に土下座をした。
こんなの……アイツのした事と何も変わらない。
最低だ……私。
「……時間をくれ。
先のことは、後で考える」
課長……。
それだけ言うと課長は、
荷物をまとめて部屋から出て行ってしまった。
一瞬で静まり返る部屋。
涙が止まらなかった。
モモは、そんな私のそばに居てくれた。
結局。
そのままの状態で私は、会社に出勤する。
涙で目が充血していた。
「おはよう……ございます」
周りに挨拶をすると
自分のデスクに行き座った。
ハァッ……と何度もため息を吐いた。
しばらくすると宮部先輩が出勤してきた。
顔を見ることが出来ない。