鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
あんなに怒っていたし、
私が傷つけてしまったのに……。
胸がズキッと痛んだ。
「大丈夫。あなた以上にあの子は、
茜ちゃんにベタ惚れだから」
フフッと笑うお義姉様。
課長は、実家に帰ったと聞いた。
でも、副社長室に行けば課長に会える。
私は、もう一度謝ろうと決心した。
お義姉様に課長のスケジュールを教えてもらうと
私は、課長のもとに急いだ。
早く行かないと
課長は、車で出掛けてしまう。
すると後ろから
「生田さん!!」
私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
振り返ると宮部先輩だった。
ゲッ!!
何で、こんな時に!?
私は、昨日の罪悪感で
顔を合わせずらいのに……。
私は、また逃げようとした。
すると
「待って逃げないで!!
昨日俺達は、何も無かったんだ!」
えっ……?
どういうこと……?
思わず立ち止まった。