鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
すると課長は、徐にカバンから
習字の紙を出してきた。
「これだ!」
そう言いながら見せてきた紙には、
『龍大』と書かれていた。
「りゅう……たい?」
「アホ。りゅうだいと呼ぶんだ!
立花 龍大。いい名前だろ?
俺の龍に茜のイメージに合うのを考えてつけたんだ」
課長は、得意気な表情で言う。
何だか少年のように目がキラキラしていた。
フフッ……課長。嬉しそうで可愛いかも。
「確かにいい名前ですね!」
「だろ?絶対にこれだと思ったんだ。
輝く龍のように大きく男らしく育ってほしいと
意味も込められている。あ、あと
龍大のために編んだ!」
課長は、嬉しそうにカバンから出したのは
めっちゃ小さくて可愛い靴下と手袋だった。
相変わらず課長は、女子力が高かった。
でも、そんな課長に胸キュンだ!
END。