鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
ま、まさか……覗き!?
いくら課長でも覗きなんてしてみろ。
ぶっ飛ばす!!
私は、いつも殴れるように構えた。
すると課長は、
浴室にあるドア越しから
「おい、生田。着替えを用意したから
これに着替えろ」
えっ……?着替え!?
「あ、はい。」
慌てて返事をした。
課長が出たのを確認すると私は、すぐさま
身体をバスタオルで巻いて浴室から出た。
そうしたら紙袋が置いてあった。
中身を確認すると確かに
服とスカートが入っていた。
課長……いつの間に
こんな物を用意したのだろうか?
新しくないから誰かに借りたのか?
だとしたら、誰に!?
その相手が凄く気になったが
早く着替えないと怒られそうなので
言われるがまま着替えた。
するとサイズも丁度いいし
かなりセンスのいい服にスカートだ。
これは、なかなかの上級者クラスの女子だろう。
これ、私に似合うかな?
女性らしい服とか苦手だな。
似合わないと思うし。
近くにあった洗面台の鏡から覗いてみる。
おれ……なかなか悪くないじゃん。
私って、結構何でも着こなせるではないか。
嬉しくなりフフッと笑いながら見ていた。