鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
その姿のまま出ると
これは、また美味しそうな朝ご飯が
コタツの上に並んでいた。
あ~和食じゃん!!
「やった~和食だ!!」
私は、嬉しさのあまり駆け寄っていく。
朝は、和食の方がお腹が長持ちするんだよね。
パンだと小腹が空く、空く。
でも、いつも朝ギリギリにしか起きれなくて
パンになっちゃうんだよねぇ~。
それで、お昼前にお腹が鳴っちゃって大変でさ。
クスクスと笑いながらチラッと課長を見る。
すると課長は、思いっきり目線を逸らされた。
しかも何故だか頬が赤いような……?
うん?どうしたんだ。
「あの……どうしたんですか?」
何だか変な課長だな?
「お前……ちゃんと着替えたんだな」
「はい。当たり前じゃないですか?」
課長が用意したんだから。むしろ
着替えなかったら怒るくせに。
「そうか。思ったより似合うではないか。
妹の服だから……サイズや似合うか
心配していたんだが背丈が同じで良かったな」
チラッとこちらを見ながら言ってくる課長。
その言葉にドキッとする。
うん?これ……妹さんの!?
「マジッスか!?
これ妹さんだったんだ」