鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
課長……嫁に欲しい。
悩んでいたら
会社に着いてしまった。
女らしく、女らしく……。
うーん。
「お前には、難度が高かったか?
そんなに悩まなくてもいいと思うが……」
「だって、難しくて」
「まぁ、周りを監察してみることだな。
だが、無理をするなよ?
生田らしくなくなったら何の意味もない」
そう言いながらバイクを駐輪場に停めると
私が降りられるように手を貸してくれた。
監察して直せと言ったり
自分らしくないと意味がないと言ったり
私にどうしろと言うのだ?
手を借りて降りると課長は、
ヘルメットをさっさと外すと行ってしまった。
「あ、ちょっと待って下さいよ!?」
慌てて私もヘルメットを外して
追いかけようとした
「一緒に行くと勘違いされるぞ?」
「大丈夫ですよ~たまたま途中で
一緒になったと言いますから」
課長なら別になるかあると思わないだろう。
課長だし……。
私は、別に気にしないでいた。