鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
わくわく、ドキドキしながら課長宅に
行くことにする。
これで2回目の訪問だ。
「お前……その大きなカバンは、何だ?」
「えへへ。ちょっとした物が入ってます」
フフッと笑う。
見てみなさいよ……課長。
そして、課長宅のアパートで
鍋を作って食べることに。
今日は、つみれ鍋にするらしい。
これもまた、大好物。
すり潰したイワシなどの魚介類に卵と小麦粉で
混ぜ合わせて、肉団子状にして
野菜や豆腐などと一緒にだし汁に入れる。
「臭い消しに味噌や生姜も入れる家庭もあるから
その辺は、好み次第だな。ほら
味噌を入れて出来上がりだ!」
「は、はい。」
あぁ、凄くいい匂いがする。
旨そう……。
早速、出来上がるとコタツの上に
鍋を置いて夕ご飯にした。
もちろんお酒は、熱燗で。
ホクホクの肉団子を食べながら
ぐっと熱燗を飲む。
「くぅっ~旨い。最高に幸せ~」
身体だけではなく心まで温まる思いだ。
コタツの中で食べる鍋と熱燗という贅沢なひととき。
日本人に生まれてきて良かった~最高。
ぬくぬくとしながら熱燗を飲んでいた。