鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
「生田。どうした?
何か悪い物でも食べたのか?さっきから
ニヤニヤして気持ちが悪いぞ」
仕事をしながらニヤニヤしているせいか
課長にツッコミを入れられてしまう。
おい、悪い物ってどういう意味だよ!?
失礼だぞ。課長……。
「失礼ですねぇ~課長。
ちょっと……いや、凄くいいことがあったんですよ」
「ほう……?いいことか。
それは、良かったな。じゃあ生田。
そのいいことのついでに、この書類を明日までに
まとめておいてくれ」
ドサッと書類を押さしつけてきた。
ゲッ!!
これを明日までにやれってか!?
はぁっ?
いいことのついでに、何で
そうなるんだつっーの!!
意味が分からない。
その上、新たに仕事を追加するなんて
冗談じゃない!!
「課長。無理です……こんなに」
「大丈夫だ。いいことがあったお前なら
上機嫌で出来るはずだ」
どういう理屈だよ!?
しかも上機嫌にって……全然関係ねぇーし。
くそっ~鬼課長め。
ギロッと睨み付けると
フンッとそっぽを向かれた。