鬼課長は、女子力高い系!?~元ヤンOLの恋事情~修正済み。
はぁっ?
今、フンッて……。
お前は、子供かよ!?
しかも何だか不機嫌だし……。
ちょっと、私が何かしたって言うの!?
ムカつく。くそ課長!!
ブツブツと文句を言いながら
パソコンのキーボードを打った。
「生田。パソコンのキーボードをバンバン打つな。
うるせーぞ」
「すみませんね。うるさくて」
お前こそ、うるせーぞ。課長。
こっちは、せっかくの上機嫌モードをぶち壊されて
腹が立ってんだよ!!
ムカつく、ムカつく。
上機嫌が悪いなら、隣で同じく上機嫌な堀下さんも
同類だろ。
なのに何で私だけ?
意味が分からねぇーし。
結局、書類をまとめるのに昼休みも
潰れてしまったじゃないか。
課長のお手製弁当も食べられず……いや。
この際どうでもいい。
お腹が空いて……さらにイライラした。
何とか残業をして終わらすと私は、
春乃の旦那が経営している焼き鳥屋に直行する。
バンッ!!
ビールを一気飲みをすると勢いよく
テーブルに叩きつけるように置いた。